最近、町職員の氏名を使い、Emotetへの感染を狙うメールが関係機関等に送付されている事象を確認しています。
実在する人物や組織になりすまし、ウイルス付きの添付ファイルを送信する「Emotet(エモテット)」というコンピューターウイルス(マルウェア)への感染が国内で拡大しています。
皆様におかれましては、身に覚えのないメールをはじめ、知っている方からのメールであってもに、その添付ファイルをむやみに開かないなど、コンピューターウイルスに感染しないよう十分注意しましょう。
また、Emotetへの感染を防ぐというためだけにとどまらず、一般的なウイルス対策として、次のような対応を心がけましょう
- 身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない。メール本文中のURLリンクはクリックしない。
- 自分が送信したメールへの返信に見えるメールであっても、不自然な点があれば添付ファイルは開かない。
- OSやアプリケーション、セキュリティソフトを常に最新の状態にする。
- 信頼できないメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いた時に、マクロやセキュリティに関する警告が表示された場合、「マクロを有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない。
- メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない場合は、操作を中断する。
- 身に覚えのないメールや添付ファイルを開いてしまった場合は、すぐにシステム管理部門等へ連絡する。
また、情報セキュリティの専門機関が公開している情報も参照してください
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html
独立行政法人情報処理推進機構
「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html