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中山間地域等直接支払制度について

上富良野町において実施される中山間地域等直接支払制度をご紹介します。

 

制度の概要

平地から山間地に係る中山間地域には傾斜が強い農地が多くありますが、これらの農地は、平地と比べ機械作業の効率が悪く、かつ法面や水路、農道の維持管理に係る経費、労力がより多くかかり営農条件が不利であることから、今後、耕作放棄地となる恐れがあります。

中山間地域等直接支払制度は、このような条件不利農地の今後5年間の営農継続を条件に、国、道、町が連携して、耕作者及び地域への営農支援として交付金を支払う制度であり、現在、国においては平成27年度から5か年を第四期対策として実施しています。

 

対象となる農地

田では1/100以上、畑・草地では8°以上の傾斜がある農地が対象となりますが、「農業振興地域の整備に関する法律」において定める「農用地区域」の農用地でなくてはなりません。本町では、「上富良野町農業振興地域整備計画」において農用地を定めています。

 

交付金の活用

対象農地の営農を継続するため、交付金については、対象農地の耕作者への直接支払と、耕作者以外の方々も含めた地域で取り組む草刈、水路・農道の補修等の共同活動や、生産性向上対策、担い手育成対策等の費用として活用することとなります。これら直接支払、共同活動については、集落にて決定、実践していきます。

 

本町における活動

交付金については、国、道、町が1/3ずつ負担を行い、町より活動を行う集落へ交付金総額を交付します。

本町においては、平成23年11月に、町内全域を一つの集落とした上富良野町集落協議会が設立され、営農継続活動の実施団体として、直接支払額や共同活動の内容を定めた集落協定に基づき取り組みを進めていきます。

 

右向き矢印 活動状況は、こちらをご覧ください。 PDFスモールアイコン

 

集落協定における活動概要

対象農地~1,624ha  協定参加者~345名(うち、197経営体)

 

令和4年度(予算額)

活   動   内   容 費用(千円)
直接支払交付金 43,707
地区配分金 21,866
上富良野町営農推進事業 小規模土地改良事業 600
排水対策事業 1,900
沈砂地設置事業 800
緩衝緑地種子購入 210
農地流出防止資材購入 150
農業施設機能維持事業 2,200
有害鳥獣駆除促進事業 10,200
地場農畜産物活用促進事業
農地流動化促進対策 900
担い手対策事業 113
家畜等伝染病予防事業 2,600
協議会運営費 2,186
予備費 2,369
合計 89,801

問い合せ先

不明な点がありましたら、農業振興課農業振興班までお問い合わせください 電話45-6984

 


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