医療保険の適用外となる先進不妊治療(厚生労働省から承認された先進医療)に要する費用の一部を助成することにより、経済的負担の軽減を図ります。
先進不妊治療を受けた治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦のうち、次のすべての要件に該当する者。
別表1)先進不妊治療
申請技術名 | 道内での実施 |
PICSI | 〇 |
タイムラプス | 〇 |
子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE) | 〇 |
SEET法 | 〇 |
子宮内膜受容能検査(ERA) | 〇 |
子宮内膜スクラッチ | 〇 |
IMSI | 〇 |
子宮内フローラ検査 | 〇 |
子宮内膜受容期検査(ERPeak) | 〇 |
二段階胚移植法 | 〇 |
マイクロ流体技術を用いた精子選別 | 〇 |
反復着床不全に対する投薬(タクロリムス) | - |
着床前肺異数性検査(PGT-A) | - |
別表2の助成対象費用(治療費)と助成基準額のいずれか低い額に助成率7/10をかけた額を助成。(上限35,000円) ※他市町村から費用の助成を受ける場合は助成対象外。
別表2)助成金額
区分 | 助成対象費用 | 助成基準額 | 助成率 | |
治療費 | 対象者が医療機関において先進不妊治療を受けたときに要した治療費 | 交付1回当たり50,000円 | 7/10 | |
交通費 | 対象者が先進不妊治療を受けるために、上富良野町の自宅から医療機関まで片道25kmを超える通院に要した交通費。治療費の交付1回につき5回の交通費を限度とする。※距離は町の計測基準による。 | 距離区分(片道) | 1回あたりの基準単価(往復) | 2/3 |
25kmを超えて50kmまで | 1,430円 | |||
50kmを超えて75kmまで | 2,450円 | |||
75kmを超えて100kmまで | 3,200円 | |||
100kmを超えて125kmまで | 4,520円 | |||
125kmを超えて150kmまで | 5,150円 | |||
150kmを超えて175kmまで | 5,880円 | |||
175kmを超えて200kmまで | 6,720円 | |||
200kmを超えて225kmまで | 8,080円 | |||
225kmを超えて250kmまで | 8,820円 | |||
250kmを超えて275kmまで | 9,550円 | |||
275kmを超える | 10,180円 | |||
(治療の交付1回につき5回まで) |
治療費8万円-助成基準額5万円×助成率7/10=助成額35千円
治療費3万円×助成率7/10=助成額21千円
別表2の助成に助成率2/3をかけた額を助成。
1回の検査・治療の終了毎に、妊娠に至った日又は医師の判断により治療を終了した日の翌日から60日以内※に、次の書類を添えて保健福祉課窓口に申請ください。(※R5.9.30までに終了した治療は速やかに申請)
申請書類受理後に審査を行い、助成が適当と認めた時は先進不妊治療費等助成交付金決定通知書を申請者に通知します。その後、指定された口座に振り込みます。