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畜産振興施策のあらまし

町の畜産振興施策は、牛、馬、豚、綿羊、蜂を対象に農業振興班で担当しています。

本町の畜産農家の戸数と頭数については、こちらをご覧ください。

業務の内容は、法定伝染病及び届出伝染病等が発生しないように家畜の保健衛生を行うことや、畜産の振興として畜産団体の指導育成を行っています。

 

◆ 畜産振興

本町に株式会社 かみふらの工房があり、豚の解体・生肉・加工処理を行っています。

町内の養豚農家や関係団体が集まり上富良野産豚肉販売推進協議会を平成8年に設立し、良質な上富良野産の豚肉の生産と付加価値を高めることを目的に運営しています。

町では、様々なイベントに豚サガリののぼり等を掲げ、上富良野産豚肉販売推進協議会から豚肉の提供をしてもらい、町民に食べてもらう機会を作り上富良野産の豚肉の普及に努めています。

 

◆ 家畜衛生

家畜の疾病を未然に防ぐため、上富良野町家畜自衛防疫組合を組織し事務局は農業振興課農業振興班で担当しています。豚には豚丹毒ワクチン・PED(豚流行性下痢)ワクチン、牛にはIBR(牛伝染性鼻気管炎)・IBRを含む五種混合ワクチン、競馬場に入厩する馬には日本脳炎・破傷風・インフルエンザワクチンを注射し、疾病の発生を最小限に抑えるよう防疫事業を行っています。

また、石灰塗布機で畜舎の消毒を行って疾病の発生を抑え、家畜飼養者の経済的および精神的な部分で支援しています。

 

◆ 自給飼料基盤整備

現在、草地整備や飼料畑整備がメインである草地生産力向上支援特別対策事業を行い、自給飼料の生産向上を目的に進めています。

草地整備については、毎年種を蒔くと草が生えてくるのですが年数が経つごとに草が生えてこなくなり、栄養分が高く質の良い草ができなくなります。そして、良い草(飼料)ができないと良い肉質の肉牛ができなくなり、または乳牛が良い乳が出せなくなってしまいます。このため、良い草ができるよう事業を活用し草地整備を進めています。

富良野管内5市町村で富良野広域串内草地組合を組織し、5月~10月の間に放牧を行っています。夏の繁忙期に牛を預託し農家の作業に負担にならないよう、また草地の所有面積が少なく飼料が足りない農家の飼料不足解消のため利用しています。

 


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