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第三章 団体編 女性の団体活動

地区婦人会 江花婦人会

 江花では、愛国婦人会も国防婦人会も同時に設立され、国防には全員が加入し愛国の方はその中の何人かが加入した。校長夫人が愛国婦人会、教頭夫人が国防婦人会それぞれの会長を務め、会員については愛国は姑・国防は嫁が多かった。
 早坂イト・大場アイ・石川菊江・芳賀キクヨ等が一般から出た会長だった。
 戦後は、婦人の社会的地位向上のため昭和二十三年二月十日に設立した。
   ┌顧問   ┌数人
 会長┼─副会長─幹事─会員
   ├書記
   └会計
 事業として、PTAと共催で社会学級を開き、婦人の慰安の夕べを催し、青年団と共に食生活改善のための講習会などを行っていた。会長として次の方々の名が残されている。
 前川初枝・熊谷ユキノ・石川菊江・青キヌエ・安部君子・渡部チヨ・新屋マス・仲島キヌエ・作家チノ・堅田佐智子・村上タマエ・前川花枝・木内千代子・新屋ヒサ。
草原に大集合した大日本国防婦人会・上川管内大会。

掲載省略:写真〜昭和17年頃。(宮町1丁目、六平美子氏所蔵)

かみふらの 女性史  平成10(1998)年3月1日発行
編集兼発行者 かみふらの「女性史をつくる会」 会長  倉本 千代子