第三章 団体編 女性の団体活動
地区婦人会 江幌婦人会
戦前の江幌では地域婦人が中心となり、愛国・国防婦人会を通して飯田富子・菅原コト・近藤ふじゑ・中山ノブ・包子きくゑの諸氏が活躍した。
戦後は江幌三(江幌小学校)を中心とし、自主性の涵養と民主性の確認を目的に、昭和二十三年一月二十日に設立された。
┌顧問(学校長) │┌農協婦人部 会長┴┴┬副会長─班(五) └副会長─班(五)
の構成になっており、社会見学。弔慰・見舞。衛生講座。空ぴん売却。映画会。講演会。農事懇談会。敬老会等の事業をしていたが、一方では、総会その他の出席率や意見発表者が一定すること、議事の進め方に慣れないことなど、悩みも多かったようにの
べられている。
会長として
包子きくゑ・飯田富子・佐藤浅子・菅原コト・宮島クマ・中山信子・倉島君緒・加藤房子・古館一枝・伏見キヨの方々の名があるが、当時静修が江幌婦人会に加入していたので、宮島・飯田・菅原・加藤の各会長は静修地区である。
かみふらの 女性史 平成10(1998)年3月1日発行
編集兼発行者 かみふらの「女性史をつくる会」 会長 倉本 千代子