狂犬病はウイルス性の人畜共通伝染病で、人、犬はもちろん、キツネ、アライグマなど、ほとんどの哺乳動物が感染します。
   発症した犬などに咬まれると、唾液を通じて高い確率(60〜70%)で感染し、発症すると動物でも人でもほぼ100%死亡するといわれています。
   日本では、犬の登録制度や予防注射、野犬の捕獲などの徹底により昭和33年以降現在まで発生しておりません。
しかし近隣のアジア地域の他、世界中のほとんどの国で今なお、発生しているので、検疫により海外からの侵入を防止し、また国内では飼い犬の登録、予防注射を徹底するとともに、捨て犬の防止に向けて飼い主を中心に一層の努力をする必要があります。 
   狂犬病予防法(抜粋)
   統計資料(犬の登録頭数及び狂犬病予防注射数)