新型コロナウイルスワクチン追加(3回目)接種が始まります。
新型コロナワクチンは高い発症予防効果がある一方、感染予防効果や高齢者の重症化予防効果が時間の経過に伴い、徐々に効果が低下していくことが示唆されています。初回(1回目・2回目)接種を終了した18歳以上の方に追加(3回目)接種を実施します。
今後、予約受付を予定している日程は次のとおりです。
◎接種券付き予診票を手元に用意してください。
インターネットでの予約は下記画像をクリックするかQRコードを読み取ることで予約サイトにアクセスできます。。
・Webでの予約方法は、こちらからご確認ください。
※住所地外で接種される方は、保健福祉課健康推進班までご連絡ください。
次の場合は3回目接種券の発行に申請が必要です。
申請時には、接種済証・記録証または1・2回目の接種の事実を確認できる書類の写しを添付してください。
3回目接種券は、2回目接種の完了した順にお送りします。2回目接種日をご確認ください。
このほか、以下の場合には接種券が届きません。
申請時には、接種済証・記録証または1・2回目の接種の事実を確認できる書類の写しを添付してください。
5~11歳のお子さんのワクチン接種について
5~11歳のお子さんを対象とした小児用新型コロナワクチンが特例承認され、希望するお子さんに接種ができるようになりました。この年齢のお子さんの接種については、予防接種法上の努力義務の対象とされていません。
ワクチンは、お子さんの身体が新型コロナウイルス感染症とたたかうことができよう、準備をするためのものです。ワクチンを受けることで、感染しにくくなり感染しても症状が重くなることを防ぐ効果がありますが、その一方で副反応が起こることがあります。
ワクチン接種にあたっては、厚生労働省の「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ」のリーフレット及びワクチンの説明書等をご確認の上、必要に応じてかかりつけの医療機関と相談して、接種のご判断をお願いします。
現在、5~11歳を対象に使用できるワクチンはファイザー社のワクチンです。臨床試験等から有効性や安全性が確認され、令和4年1月から特例承認されました。
米国で5~11歳を対象に実施された臨床試験の結果によると、16~25歳と同程度に抗体価が上昇し、有効性が評価できるとされています。(オミクロン株が流行する以前の調査結果)
オミクロン株に対する研究結果によると、感染予防効果は2回目接種後14~82日後で31%(12~15歳では59%)という報告があります。(現時点で得られている米国での研究結果)
現時点において、オミクロン株に対するエビデンス(効果に関する根拠等)は確定的でないことも踏まえ、現在は小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ引き続き議論することが適当であるとされています。
この日時以外にも町立・協会病院で接種日程を設定する予定です。(詳細は未定)
接種券付き予診票と接種案内などは、3月4日頃に次のものを同封して送付しております。
対象 | 対象者数 | 1回目接種済率(%) | 2回目接種済率(%) | 3回目接種済率(%) |
65歳以上 | 3,523人 | 96.93 | 96.74 | 94.75 |
64~12歳 | 5,796人 | 90.34 | 90.04 | 68.62 |
全体 | 9,871人 | 89.39 | 88.71 | 74.11 |
対象 | 対象者数 | 1回目接種済率(%) | 2回目接種済率(%) |
11~5歳 | 468人 | 30.6 | 22.6 |
5月10日(月)
・ラベンダーハイツ
5月17日(月)
・かみん会場
新型コロナワクチン接種は、強制ではありません。
予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただき、自らの意思で接種を受けていただきます。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
上富良野町に住んでいるが住民票が上富良野町以外の市町村にある場合は、事前に「住所地外接種届出書」を保健福祉総合センターかみんに提出することで、ワクチン接種を受けることができます。お問い合わせください。
保健福祉課 健康推進班 (保健福祉総合センターかみん 電話45-6987)
予防接種後の副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)は、極めてまれではありますが、なくすことができないため、救済制度が設けられています。
新型コロナウイルスワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、その健康被害が接種を受けたことによるものであると国が認めた場合、予防接種法による救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。
給付の種類 | 給付内容 | 給付額 |
医療費 | 予防接種を受けたことによる疾病についてのかかった医療費の自己負担分 | 健康保険等による給付の額を除いた自己負担分 |
医療手当 | 入院、通院に必要な諸経費 | 通院3日未満(月額)35,000円 通院3日以上(月額)37,000円 入院8日未満(月額)35,000円 入院8日以上(月額)37,000円 同一月入通院(月額)37,000円 |
障害児養育年金 | 一定の障害を有する18歳未満の者を養育する者に支給 | 1級(年額)1,581,600円 2級(年額)1,266,000円 |
障害年金 | 一定の障害を有する18歳以上の者に支給 | 1級(年額)5,056,800円 2級(年額)4,045,200円 3級(年額)3,034,800円 |
死亡一時金 | 死亡した人の遺族に支給 | 44,200,000円 |
葬祭料 | 死亡した人の葬祭を行うものに支給 | 212,000円 |
予防接種健康被害救済制度の詳しい情報については、こちら(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。