わたくしたちは、雄峰十勝岳のふもと富良野平原の母なる地、上富良野町民であることに誇りをもち、この憲章をかかげて先人の偉業を継ぎ、明るく豊かな郷土をつくることにつとめましょう。
まん中の「富」の文字を囲んで「力」が三つ集まっています。「力」「三」「富」で町名「かみふ」と読みます。「力」は“ちから”をさし、3字集まって協力の「協」を表します。それが全体の輪(和)によって中心の「富」を生みます。町の人々のあたたかい願いを込めた町のシンボルマークです。
四季を通じ縁あざやかな枝葉を絶やさず熟年する樹林は、雄峰十勝岳の厳しい自然の中でたくましく成長し、その雄姿は風格と威厳さを誇ります。
開基以来、経済木として住民の生活を潤し、まちの発展向上に役立っているとともに、上富良野町の活気に満ちた「まち」を象徴するにふさわしく、広く町民になじみの木です。
7月半ばを過ぎると真夏の陽光をいっぱいにうけ、さわやかな紫色の花を見事に咲かせます。その新鮮な芳香は十勝岳のふもと一面に漂います。
かれんながらも高き理想と気品を誇るラベンダーは、人の心をいやすなごやかさがあり、人生に希望と勇気を与えます。上富良野町の人情深さと温かい思いやりのあるまちを象徴するにふさわしく、広く町民に親しまれています。