郷土をさぐる会トップページ     第11号目次

編集後記

昨年発刊の第十号は、十年間の節目記念号として一七〇頁を読者に感謝する意を以って、製本料超過を会員負担として六〇〇円の価格で頒布致しましたところ、発売と同時に全て売切れ、その後予約に基づいて増冊する有難い反響を賜りました。
実はこの十号発刊を機に、金子全一氏の会長辞任の申し出もあって、今後の会の存続について数回会合がありましたが、内外関係者の熱い推挙もあって、新たな気持で改善を加え今後も継続発刊を採択致しました。この中で役員の総改選に引続き、時代に相応し読者のニーズを配慮した内容の検討、価格は原価で読者に提供する等新会長高橋寅吉氏の下で採択し希望に燃えて十一号へスタート致しました。
特に今回この意に応えるべく新しく編集委員も改選に伴い白峰亀義、菅野 稔、佐藤輝雄、佐々木幸子、桑田輝市、内藤幹之助、北向一博氏を選任し総勢十六名で編集業務を行いました。
又内容に斬新性を広範囲に求め、町の各界有志から短歌、俳句等及び子どもの優秀作品を掲載し彩りを加えてみました。
なお今回紙数の都合で掲載出来なかった原稿は、次回の十二号で掲載させていただく予定ですのでご了承下さい。

機関誌 郷土をさぐる(第11号)
1993年2月20日印刷 1993年2月25日発行
編集・発行者上富良野町郷土をさぐる会 会長 高橋寅吉