郷土をさぐる会トップページ     第02号目次

序文

会長 金子 全一

昨年、皆様の要望に応え「郷土をさぐる会」を発足させ、多くの賛助会員の御援助と、開拓の苦労を偲ぶ古老の思い出、調査研究している人の熱意ある投稿、編集者の努力等によって創刊号を発行することができました。
初めて活字にする会報なので、若干危惧の念もありましたが、郷土の歴史に関心の深い多くの皆様方から大変御好評を頂き、元当町に住んだことのある町外の方からも購読希望があるなど、予想を越える反響に驚きもし、喜びもし、かつ感謝致しております。
これに力を得て、第二号を発刊することになりましたが、今回、日新小学校の閉校に伴う原稿の一部を掲載することになったことから、当地を簿台に「泥流地帯」を書かれた三浦綾子先生のお言葉を、登載させていただくことが出来、会報に一段と花を添えたことは望外の幸と感謝に耐えません。
又投稿もたいへん多く、うれしい悲鳴をあげているわけですが、紙面の都合上全部載せるわけにはいかず、前回の人のものは次回に回すとか、内容もなるべくバラエティに富むように心掛けてみました。今回掲載する事が出来ない原稿は、逐次載せる予定になっていますので、悪しからず御了承願います。
尚、今後も皆様の御期待に沿って、毎年一回発行して参りたいと思いますので、今後ともよろしく御協力下さるようお願いし、また、新しい資料の御提供や編集でお気付の点など、どしどしお寄せ下さるようお願い致します。

機関誌 郷土をさぐる(第2号)
1982年 6月10日印刷  1982年 6月30日発行
編集・発行者 上富良野町郷土をさぐる会 会長 金子全一