郷土をさぐる会トップページ     第01号目次

編集後記

昨年暮に、郷土をさぐる会が発会し、開拓当時からの先人の苦労や歴史的な事柄を探ってみようと言うことになりました。
古老の声の聞き取りの他、会員を通じ原稿を取りまとめて貰いましたところ、多くの方からご投稿いただき感謝致しております。
第一回の編集委員会議を開き、原稿に眼を通しますと、内容も開拓当時からの貴重な資料が多く、編集委員一同も、入植当時の御苦労を偲びつつ作業を進めて参りました。
校正では、馴れない者同志で悩んだ点もありましたが、執筆者の意図を尊重し、誠意を以って取り組みました。句読点等について不如意の点も、多々あろうかと存じますが、御了承いただきたいと存じます。
また、折角御投稿いただきましたが、ページ数の都合で創刊号に収録出来なかったことを、お詫び申し上げると共に、次号出敬の機会に掲載致したいと考えていますので、御了承の程、お願い申し上げます。
世代も開拓以来四代に入ろうとしています。
先人の御苦労を偲び、次代を担う方々に、この生きた歴史を知って買いたいと念願して、次号の刊行を期して編集後記と致します。

機関誌 郷土をさぐる(第1号)
1981年 9月23日印刷  1981年10月10日発行
編集・発行者 上富良野町郷土をさぐる会 会長 金子全一