会 議 等 結 果 報 告 書
名 称 |
第13回 行財政改革推進町民会議 |
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日 時 |
平成18年11月15日 午後6時30分〜午後9時20分 |
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場 所 |
上川南部消防事務組合北消防署 2階大会議室 |
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出席者 |
岡 本 康 裕 |
○ |
服 部 久 雄 |
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北 村 碩 啓 |
○ |
大 道 俊 夫 |
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野 尻 巳知雄 |
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堀 内 慎一郎 |
○ |
小野寺 敏 昭 |
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長 田 公 一 |
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菊 池 愼 一 |
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佐々木 幸 子 |
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森 武 雄 |
○ |
福 塚 賢 一 |
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野 崎 孝 雄 |
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松 本 鉄 夫 |
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安 川 美音子 |
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松 浦 正 子 |
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西 條 正 男 |
○ |
向 山 安 三 |
○ |
三 島 功 士 |
○ |
伊 藤 元 子 |
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斎 藤 利 二 |
○ |
瀬 川 英 樹 |
○ |
渡 部 純 也 |
○ |
川 上 幸 夫 |
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赤 川 克 子 |
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行財政改革推進町民会議委員 10人 |
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行革事務局長(企画財政課長)、企画財政課企画財政班主幹、総務課総務班主幹、税務課長、税務課税務班主幹 事務局(行革推進班主幹、行革推進班主査) |
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内 容 |
会議の内容要旨 行革事務局長: 会議を開会する。 ◎議長あいさつ 堀内議長: 今日は、13回目の会議になったが出席者は半分を割ってしまった。今回の会議は、本年度の行財政改革進捗状況報告と新年度予算の報告が主となっている。 今日の議題で役場の機構改革が出ている。資料によると、企画財政課が総務課へ、税務課が町民生活課へそれぞれ統合されるようだ。 夕張市の財政破たん問題が、今日も新聞報道された。どこの地方自治体も金額の大小はあっても債務はあるもので、財政が立ち行かなくなってからでは遅い。そのためにも行財政改革を推進することは大切と思っている。住民生活にも影響も出てくる。夕張を離れる者もいるようだが、愛着のある夕張に残る者もいるという。 また、先日、竜巻による被害があった佐呂間町でも、被害を受けた住民は修復費用などの負担が伴っても、愛着のある佐呂間町に残るという声が大半という。 そういう面では、本町も同じで、愛着のある上富良野町を存続するためには行財政改革を進めることが重要になってくると考えている。 来年は、町議会議員選挙もあって、行財政改革は選挙の争点になってくると思っている。 この町民会議も来年3月で任期満了を迎え、総仕上げの段階にある。任期満了を迎えても、この行財政改革を推進続けることは大切であり、何らかの形で町民の声を聞く機会を続けることへつなげたい。 今日の議題は報告案件ばかりであるため、理事者の出席はいただいていないが、町長への意見があれば、行政改革推進事務局長が出席しているので、伝えていただくことで進めたい。また、2時間の予定で進めたい。 1 平成18年度行財政改革実施計画の進捗状況について(報告) ≪全体の推進状況報告≫(行革事務局) ○推進状況全般報告 堀内議長: 議題1の行財政改革実施計画の推進状況について全般報告を事務局より説明を求める。 事
務 局: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: 産業振興課の関係になるが、商店街活性化補助事業は今年度で終わると聞いている。利用状況の位置を地図に示して広報で町民に知らせるべきだ。確か、事業で実施した場合、表示板を設置するようになっていたはずだが…。補助を受けて改修した後の町民の利用状況はどうなのか、補助金としての効果測定は町で整理されているのか。 堀内議長: 人件費の関係で、社会福祉協議会職員の病気や育児休業などの休業補償を社会福祉協議会で負担している。政府管掌保険から6割が休業補償されると思うのだが、担当職員が町総務課へ照会したところ、町の規則に準じた取扱いとして全額を休業補償することの説明があったようだが、保険から給付されるのであれば町の基準にあわすばかりでなく、その取扱いでもよいのではないか。 総務班主幹: 共済組合の制度に則って対応している。 税務班主幹: 以前に福祉関係を担当していた当時、平成9年だったと記憶しているが、社会福祉協議会独自の就業規則などを決めており、町とは関係なく、社会福祉協議会独自に対応できるようになっているはず。 森 委員: 奈良県の職員(5年間に数日しか出勤せず給与を全額受け取り、親族の工事入札に県庁を出入りし、部落同盟支部長をしていた休職者)問題もあり、休職者の取扱いを徹底する必要がある。 堀内議長: 平成19年度予算編成方針を読ませてもらったが、スクラップアンドビルドの考えが各課の担当者まで浸透していない。担当者は、これまでの事業をそのまま何割か削減するというような延長線上でしか予算編成をしていない。町長の予算編成方針と違っており、徹底する必要がある。 配食サービス事業の現状は、一日に1件か2件くらい。後は申し込みがあっても審査基準を満たさないことが大半で断っている。条例で決められているからと続けるのでなく、廃止して別の事業を展開するなどの発想を持っても良いと思う。社会福祉協議会から、この事業のスクラップアンドビルドを提案をしているくらいの状況にある。一食700円で実施しており、外部委託しても良いくらいと思っている。 企画財政課長: 今回の予算編成から、はじめて枠配分方式を導入することになった。初めてということもあるが、各課が配分受けた予算の範囲内で、それぞれの事業をスクラップアンドビルドして予算編成していくことになった。担当が編成したものを各課長が予算審査することとしている。徹底を図って行きたい。 森 委員: 職員が休みの日に勤務しているのは、振替で休みにしているのか。 総務班主幹: 職員の健康管理上も、休日勤務した場合は振替えとしている。 堀内議長: 先ほどの商店街活性化補助について、町民の利用促進からも助成先一覧を広報に掲載してはどうか。 北村副議長: 行政資産の適正運用とあるが、具体的にどのようなことをしているのか。 総務班主幹: 行政資産には土地と建物がある。特に、遊休の土地について整理を検討している。 個人や住民会から寄付を受けた道路用地などは、場合によっては寄付者へ返還も検討している。 次いで多いのは土取り場などの未利用地の整理で、住民会や隣接者へ売却する方向で検討している。 公園などの隣接地もあるが、三角地や狭い土地から有効に活用できずにいる。 堀内議長: 他に意見がなければ、次の議題に移る。 ≪個別の推進状況報告≫ @ 職員給与・職員定数概要・職員懲戒処分 堀内議長: 次に職員給与・職員定数概要・職員懲戒処分について説明を求める。 総務班主幹: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: 意見があればいただきたい。 森 委員: 元の職場で、免職事案で禁固刑の場合などで裁判になったことを経験しているが、その場合どうなるのか。 総務班主幹: 処分をする場合、町職員行政処分審査委員会規則による審査委員会や町職員事件事故審査委員会規定による審査委員会で審査することになる。 斉藤委員: 町職員は公僕であり、この処分の適用がされないようにしてもらいたい。特に交通事故などは、譲り合いの気持ちを持ってもらいたい。 堀内議長: 他に意見がなければ、次の議題に移る。 A 組織機構改革 堀内議長: 次に組織機構改革について説明を求める。 総務班主幹: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: 何か意見があればいただきたい。なければ次の議案に移る。 B 住民会統合補助金 堀内議長: 次に住民会統合補助金について説明を求める。 総務班主幹: 別紙資料に基づき説明。 森 委員: ふれあいサロン事業は、良い制度で他町村にも自慢しているくらい。この事業補助を止めるということか。 総務班主幹: この事業を止めるということではない。各住民会の考えで、自主的に実施しても良いし、止めて違う他の事業を行っても良いということ。事業自体を止めるということではない。 西條委員: (住民自治活動推進交付金の交付基準を見ると福祉対策として)高齢者1人500円とあり、これで(ふれあいサロンや地域敬老会を)やれということか。 総務班主幹: 高齢者1人500円とは、交付金の積算上の数値であり、住民会によって高齢者や青少年の人数に大小の差があるので、その均衡を図るため、交付金の積算基準に盛込んでいる。 西條委員: 以前、この会議で住民会自体の行財政改革をすべきと発言させてもらった。「20世帯以下の住民会もあることから、せめて50世帯以上の住民会に改め、バランスをとるべき」と指摘した。当時、検討するといっていたが、検討されていない。 文書配布謝礼金やクリーン推進員謝金などは、町内会長や推進員へ交付されている。クリーン推進員は、うちの町内会では置かなくて良いと言っており、置かないようにしたほうが良い。 総務班主幹: クリーン推進員は、町内会など地域の実情で、置いても置かなくても良いことになると理解されて良いと思う。 森 委員: ふれあいサロン事業では、活発にやっているところとそうでないところがあり、交付金にメリハリ必要ではないか。 斉藤委員: 住民会長と町内会長の連携と(分担の)明確化が大切と思う。うちの町内会は会長を輪番制とした。一つの町内会が事業を実施しないといえば、住民会で事業はできないようになるのでないかと思う。 向山委員: ふれあいサロンはどうなるのか。奨励事業補助制度は(住民自治活動推進)交付金に含まれるのか、別なものなのか。 総務班主幹: ふれあいサロン事業自体を止めるということではない。奨励事業補助制度は、住民会自治活動推進交付金と別建てになっている。 堀内議長: ふれあいサロンは社会福祉協議会の事業で、来年度も事業を実施する考えでいる。予算的には50万円ほどの予定でいるが、開催住民会の数によって1住民会の補助金額が変わってくると思う。 向山委員: ふれあいサロンは住民会の取組み(積極性)に差が見られ、実施していなくてもその分を含めて交付されるというはどうかと思う。 西條委員: ふれあいサロンをしっかり実施している住民会は、次年度以降の運営が大変となる。 堀内議長: 他に意見がなければ、次の議題に移る。 ○ 滞納者行政サービス制限条例 堀内議長: 次に滞納者行政サービス制限条例について説明を求める。 税務課長・税務課主幹: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: 保育所の入所など福祉分野の制限はできないものか。また、社会福祉協議会など、それぞれの組織でのサービス制限をできないものか。 税務課主幹: 保育所の入所は、児童福祉法での制限があってできない。(国や道の権限の行政サービスまでに拡大して適用することはできなく、)最終的にまち独自の行政サービス56事業になった経緯にある。 行政サービスの制限は、どの人に滞納があってサービスの制限を受ける人であるということが、他の個人や団体が分かってしまうことは個人情報保護上、問題となってしまう。 福祉サービスの場合、申請時に納税確認同意書によって調査することになっており、滞納があれば申請できなくなり、滞納がなければ通常のサービスを受ける手続きに移るということになる。ケア会議(福祉協議会職員も構成員)で審査するサービスの場合は、会議の審査前の段階で分かることになる。 堀内議長: 他に意見がなければ、次の議題に移る。 2 平成19年度予算編成方針について(報告) 堀内議長: 次に議題2の平成19年度予算編成方針について説明を求める。 政策財政班主幹: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: 平成18年度の決算見込みは分かるものか。また、各所管課へ不用額を減らすような圧力をかけていないか。 政策財政班主幹: 町の財政見通し資料で決算額を見通したものがあるので、対応したい。 本年度予算は、当初見込んでいた地方交付税額の減額幅が予想より少なかったが、来年度は地方への財源配分がかなり削減されることが確実な状況にある。 新年度予算編成にあたっては、平成17年度(一般会計)決算で約1億5,000万円の不用額が出ているが、必要な事務事業の経費を組み立てて予算編成するよう指示している。 堀内議長: 予算と決算額、前年度を対比した表を、今日でなくても良いので出してもらいたい。 北村副議長: 予算編成で、町税を計上する場合、どのようにしているのか。 税務課長: 収納率を加味して計上している。 北村副議長: 100%でなく、予め減額した歳入予算を組むという考えはどうかと思う。 企画財政課長: 収納率を加味し、98%程度で計上している。 堀内議長: 歳出は100%で予算計上し、歳入予算は100%未満ということ。歳入の器に合わせた歳出予算になっていない。国の予算と同じ。 北村副議長: 歳入予算が100%でなく、何割か落としているならば、歳出も何割か落とした予算を組むべきでないと考え方がおかしい。 歳出を100%予算化するのであれば、歳入も100%にすべき。最初から町税収入を全額収納できないという予算編成はおかしいと思う。 堀内議長: 他に意見がなければ、次の議題に移る。 3 その他 ○ 広域行政の推進状況(報告) 堀内議長: 次に議題3の広域行政の推進状況について説明を求める。 行革推進班主幹: 別紙資料に基づき説明。 堀内議長: アンケート数は少なかったが、関心の高い人の評価でもあり、民意の反映としては妥当といえるのではないか。 森委員: 段階的に考えれば、良い結果だったのでないかと思う。 ○ 次期会議 堀内議長: 次期会議は、町民会議の最後の会議になる。3月中旬か下旬に予定されている。 西條委員: 町内会や住民会の総会時期にあたり、もっと早い時期に開いたほうが良いのでないか。 堀内議長: 3月は町議会も開催され、この時期になってしまうと思うので理解されたい。他に意見が無ければ、以上で会議を閉じたいと思う。 町民会議も、次回で終了となる。町民会議委員の任期満了後には新しい組織が設けられると思うが、行財政改革の推進を着実に進められるようにされたいと思う。 これまで町民会議は手弁当で進めさせてもらった。町民会議委員の出席状況を見ると13回のうち1回だけという委員もいた。公募・団体推薦の別もある。特に団体の場合は構成が変るなどの要素もある。人選に問題がなかったのか、とも思っている。会議の進行では、行き届かなかった点があったと思うがお許しいただきたい。以上で会議を閉じる。 [閉会:午後9時20分] |