会 議 等 結 果 報 告 書

名 称

12回 行財政改革推進町民会議

日 時

平成18年6月29日 午後6時00分〜午後7時00分

場 所

上川南部消防事務組合北消防署 2階大会議室

出席者

岡 本 康 裕

服 部 久 雄

 

北 村 碩 啓

大 道 俊 夫

野 尻 巳知雄

 

堀 内 慎一郎

小野寺 敏 昭

長 田 公 一

 

菊 池 愼 一

 

佐々木 幸 子

森   武 雄

福 塚 賢 一

 

野 崎 孝 雄

 

松 本 鉄 夫

 

安 川 美音子

松 浦 正 子

 

西 條 正 男

向 山 安 三

三 島 功 士

伊 藤 元 子

斎 藤 利 二

瀬 川 英 樹

渡 部 純 也

 

川 上 幸 夫

 

赤 川 克 子

行財政改革推進町民会議委員 15人

町長、助役、行革事務局長、総務課長、(企画財政課野崎主幹)事務局(坂弥主幹、谷口主査)

内 容

 

会議の内容要旨

 

行革事務局長:会議を開会する。

 

◎町長あいさつ

尾岸町長:行財政改革推進町民会議の皆さんには議長をはじめ委員の方々から、行財政改革の推進、実践に貴重なご意見をいただき、協力に感謝する。

  今回、町民会議後、昨年から研究協議してきた自治のかたちについて説明し、意見交換させてもらうので、ご意見を頂戴したい。

  平成17年度行財政改革の実績がまとまった。この2年間に6億3,000万円の効果で、町民負担が約21%の1億3,700万円、行政内部努力で約79%の3億7,100万円。全体の44%の2億7,800万円が人件費削減となった。今後も引続き、平成20年度の収支均衡を目指して行財政改革を推進していく。赤字再建団体申請を決めた夕張市の財政問題が話題となっているが、こうならないよう健全財政に努めていくので、よろしくお願いしたい。

 

◎議長あいさつ

堀内議長:行財政改革は、平成16・17年度でかなりの効果が上がったと思う。

  上富良野町は早くに行財政改革に取組んだ。夕張市の赤字再建団体申請の問題や中富良野町の財政危機報道(財政再建団体入りの可能性表明のあった道内自治体報道)にビックリした。町は早くから改革に取組んでおり大丈夫かと思う。

  広域合併の報道があった。東京や札幌など都市への一極集中をもたらすことで、地方が厳しい状況となり住めなくなることが懸念される。会議後、自治のかたちのお話しがあるが、上富良野町は自主自立できるのでないかと思う。長い目で見た場合には市町村合併の話しも出てくるかもしれない。

  町は、行財政改革を進める意欲をもって進められたい。我々は来年3月31日で任期を全うしたいと考えているので、行財政改革の目標としている60億円以下の行政運営に向けて、委員の協力をお願いしたい。自らの努力による自立経営が望ましいと思う。

行革事務局長:本日は、午後7時頃を目途に会議を終了していただき、自治のかたちの研究結果の説明と選択肢に対する皆さんの意見をいただく予定としているので、進行協力をよろしくお願いする。

 

1 行財政改革実施計画の進捗状況について(報告)

○平成17年度行財政改革実績報告

堀内議長:議題1の平成17年度行財政改革実績報告について事務局より説明を求める。

事 務 局:別紙資料に基づき説明。

堀内議長:他会計負担見直しとは、どのような内容か。

事 務 局:特別会計と企業会計分。病院会計では人件費や各経費で7,140万円、下水道会計では浄化センター管理や電算経費で360万円、ラベンダーハイツではデイサービスバスや各保守経費で650万円、国保会計では納税奨励金で350万円となっている。

尾岸町長:平成17年度から地方交付税の加算措置として、行財政改革に取組んだ成果によって500万円ほど措置され、管内で旭川市に次いで多く加算されている。

事 務 局:資料2ページに掲載しているが、行革効果として453万円で、税の収納努力の106万円と併せて560万円で上川管内で2番目の金額になっている。

堀内議長:平成17年度決算で剰余金はいくらとなったか。

尾岸町長:1億7千万円ほどとなった。基金への積戻しもあり、収支均衡が図られている。

堀内議長:剰余金の結果は、支出の抑制なのか、又は節減なのか。

尾岸町長:以前とは違い、予算の消化型から変わってきている。見込みより歳入が多くなった結果であるが、地方交付税を予測することは難しい状況にある。

堀内議長:対前年度ありきの予算編成ではなく、決算にあわせて節減効果が現れるような予算編成が望まれる。

 

○行財政改革実施計画(集中改革プラン)

堀内議長:議題1の行財政改革実施計画(集中改革プラン)に入る。事務局から説明を求める。

事 務 局:別紙資料に基づき説明。

堀内議長:平成18年度の行財政改革の主な取組は何か。

事 務 局:民間活力の活用関係では、現在指定管理者で管理している西保育所を来年4月に民間移譲するよう取組んでいる。

  徴収対策強化では、滞納者に対する行政サービス制限条例を9月か12月の議会提案する検討を加えている。前回の会議で皆さんからも意見をいただき、「税以外の滞納分」を除外することとし、具体のサービス制限項目の検討をしている段階にある。

  受益者負担の適正化では、施設使用料の見直し作業を関係課と協議している段階。これは、建設年度や所管課によって、同じ町の施設でありながら料金設定や冬夏期間・時間、減免などバラツキがあるため、これを統一しようとするもの。9月か12月議会に提案する予定でいる。

堀内議長:議員定数はどうか。

尾岸町長:議会内で議論されており、9月議会の提案に向けて調整されていると聞く。

堀内議長:町民会議からの提言でも触れているが、どのような議論がなされているのか。

事 務 局:住民会長との懇談を持たれているが、詳細は分からない。

堀内議長:ラベンダーハイツの運営についての記載があるが、どのような検討がされているのか。

田浦助役:具体のものではなく課題として位置付けている。経営としては黒字となっている。

尾岸町長:職員の身分取扱など課題は多い。企業会計の視点や、民間活力も含め検討していく。

北村副議長:税徴収の問題として、住民の不公平感がないよう進めてほしい。

尾岸町長:徴収に対しては力を入れているところであり、悪質な滞納については行政サービスの制限について考えている。

堀内議長: 予定の時間となったので、意見が無ければ以上で会議を閉じる。

 

[閉会:午後7時00分]