会 議 等 結 果 報 告 書

名 称

第5回 行財政改革推進町民会議

日 時

平成16年9月27日(月)  18時00分〜20時02分

場 所

役場3階第2会議室

出席者

町側  町長、助役、総務課長、企画財政課長、

    行革推進事務局:米田局長、石田主査、谷口主査

委員の出席者は別紙名簿のとおり(25人中17人出席)

内 容

○開会

○議長あいさつ

○町長あいさつ

○議題

 1 行財政改革実施計画の策定について

 2 10月以降の町民会議の運営について

 3 その他

会議要旨

○議事

1 行財政改革実施計画の策定について

 →行財政改革実施計画(案)に対するパブリックコメントの結果を含めて協議する。

 ・町民会議としては、計画(案)の修正に係る意見は特になし。行政側で9月30日に開催予定されている課長会議で、現計画(案)に沿った機関決定がなされ、今後の着実な計画推進を期待する。

2 10月以降の町民会議の運営について

 →実施計画が策定された以降における町民会議の運営のあり方について協議する。

 ・実施計画の推進状況については、4半期程度の期間ごとに、推進状況を掌握していくこととする。

 ・改革課題の調査研究については、現時点で課題の抽出には至れない。どのような課題を研究していくかについては、今後の計画の進捗状況等を見極めた中で整理していくこととする。部会の設置についても今後の課題として、当面は全体で協議していくこととする。

3 その他

 →特になし

○閉会

 

主な発言要旨

○開会(18時00分)

・米田事務局長から開会宣言し、欠席委員の報告を行なう。

○議長あいさつ

・堀内議長〜前回は、パブリックコメントに付すべく実施計画(案)策定に向けた意見集約を行った。パブリックコメントの結果は、3名ということで感心が薄いのか、少し残念に思う。また、先の9月議会において、行財政改革を最大の課題として、尾岸町長が3期目の立起を表明された。このような状況から、町民会議の課せられた使命は大きいと感じる。

  今回の計画全体に関するパブリックコメントでは、3名という少ない意見であったが、今後、受益者負担など各論に入ってくると、様々な意見が出てくるものと考えられる。行政だけでの取組みでは、町民理解が得られづらい面も考えられることから、町民会議がその機能を発揮していくためにも、委員各位のご協力をお願いしたい。

○町長あいさつ

・尾岸町長〜7月の町民会議設置以来、短期間の中で真摯なご論議をいただきお礼申し上げる。今回のパブリックコメントは、3名という結果であり、町民の皆様に感心を持っていただけるための情報提供が重要と痛感している。パブリックコメントも、今年度初めて試みた手法であるが、数を積み重ねていくことが大切と考えている。

  行財政改革の着実な実践が、町の将来を左右すると考える。計画の目標をなんとしても達成しなければならない。そのためにも、町民会議の後押し、お力添えをいただきたい。間もなく平成17年度の予算編成に望むことになるが、行財政改革を予算に反映させていくことが重要であり、ご協力をお願いしたい。

 

議事

1 行財政改革実施計画の策定について

・議長〜議題1について、資料1「パブリックコメントの結果(案)」について事務局より説明願う。

・事務局〜石田主査から、資料1について説明。パブリックコメントの意見には、実施計画(案)の修正に係る内容はないと判断している。本日の町民会議でのご意見を含めて、行政側では9月30開催予定の課長会議で、最終決定していく予定である。

・議長〜委員各位より意見を求める。

・委員〜パブリックコメントは、氏名を付して意見を求めたが、氏名を付しては意見が出しづらいとの意見を耳にした。

・議長〜パブリックコメントはアンケートではなく、意見に責任を持ってもらうためにも、氏名を付すことが必要ではないか。

・委員〜意見の提出者が3名という結果で、効率的な住民意見の把握とは言いがたいのではないか。今後、もっと多くの町民から意見が提出されるような工夫や方策が必要である。

・事務局〜パブリックコメントは、1つの制度として実施計画にも位置づけしており定着させていきたい。パブリックコメントという手法自体を、町民の皆様にPRしていく必要があると考えている。住民意見の集約は、行政運営における重要な課題であるので、課題に応じた手法(パブリックコメントやアンケート等)を講じていくことが重要と考える。

・委員〜氏名を付せれない意見であれば、責任ある意見とはいえない。

・委員〜われわれ委員もPRするような努力が必要ではないか。

・議長〜町議会や農業委員会に対する意見も寄せられているが、他に意見があれば発言を求める。

・委員〜議員定数も農業委員定数も、削減の方向で進めることが重要。

・議長〜職員にコスト意識を持たせるためにも、会計間で公共施設の使用料等を考えるべきではないか。施設を維持するには、維持費用のみならず減価償却費があり、職員はしっかり意識を持つことが大切。特に収益事業を行う施設については考えるべき。

  また、現在ケアハウスは、社会福祉協議会が委託を受け管理運営しているが、国の補助金が一般財源化されるので、社会福祉法人の直営にしていくことを検討していく必要があるのではないか。

・委員〜ケアハウスには町外の方も多く入居しており、そこに町が多額経費を負担していくことは、町民の理解が得にくいのではないか。

・議長〜その他意見がなければ、行財政改革実施計画については、現在の案を踏まえ、行政側で最終的な決定をしていただくことを町民会議の意志とすることでよいか。

・全体〜了承。

 

2 10月以降の町民会議の運営について

・議長〜議題2について協議する。実施計画策定後、早急に対応が必要な事項や時間をかけて対応していく事項があると思われる。

・事務局〜平成16年度、17年度の計画期間の早期に対応が求められる課題が多い状況となっている。

・事務局〜行政側では9月30日の課長会議で、実施計画を機関決定し、計画に沿った実践に取り組んでいく。町民会議として、行政からの計画推進状況をどの程度の期間で報告を求めるか、改革課題の調査研究に向け、どのような課題を抽出し、どのように研究を進めるかなどについて、ご協議いただきたい。

・議長〜計画の進行状況の把握に向けて、行政側からの報告をどの程度の間で求めるか、意見を求める。

・委員〜これまでは、年2回の状況報告となっていたようであるが、実施項目の密度も高いことから、4半期(3ヶ月に1回)程度としてはどうか。

・全体〜年4回程度の状況報告を求めることで、全体で確認する。

・議長〜次に、個別の研究課題について意見を求める。私としては、委員個々によって意見も多様と思われる。本日課題を抽出し、課題ごとに部会を設置するような議論までは、至れないのではないかと考える。行政側も計画策定後、いよいよ計画に沿った実践に取組まれていくことになるので、それらの経過を踏まえた中で、研究課題を抽出していってはどうか。そのようなことから、当面は全体の中で協議をしていくことが良いと考える。

・委員〜これまで実施計画全体について協議してきたが、難しく解らない部分も多かったが、今回のパブリックコメントの結果を見て、具体的な意見に対して町側の考え方が整理されており、理解しやすかった。このような形で町民会議も進められれば良いのではないか。

・議長〜今後各論の議論になってくると思うので、様々な意見を交換していきたい。今後、協議していきたい具体的な課題などがある場合は、事務局へご連絡をされたい。定期的には、年4回の会議の中で協議していくことが予定される。

・委員〜意見を反映する機会、また委員の勉強の場としても、会議の開催や部会の設置が必要ではないか。

・議長〜今後の協議の中で、必要に応じて柔軟な対応を図っていきたい。

・全体〜今後の協議の中で検討していくことで了承。

・委員〜本日で5回目の会議開催になるが、1度も出席していない委員がいる。何らかの対応が必要ではないか。

・議長〜本人には、私からもご連絡し、出席の要請をさせていただいた。この件は、議長と事務局にお任せいただけないか。

・全体〜了承。

 

3 その他

・議長〜事務局から、その他の議題を求める。

・事務局〜特になし。

・議長〜各委員から、その他意見を求める。

・委員〜住民会の補助金はどの程度になるのか。住民会も規模がバラバラで、再編も必要ではないか。また、ふれあいサロンは3年の約束だったが、いつまで続けるのか。なんでも住民会に押し付けてきていると感じる。

・町長〜補助金は、今後の整理合理化の取組みの中で検討していきたい。これまでもJAと協力し、農村部の再編統合がなされてきている。ふれあいサロンは、奨励期間として3年間一定の財政支援をしたもので、今後は地域の自主的な活動として、継続していただきたいと考えている。(さらに3年間の奨励期間を設けることとした。)様々な活動、事業がありますが、それぞれの住民会で自主的に判断いただきたい。

・委員〜住民会は自主的団体であり、行政の関与で統合するものではなく、それぞれの団体の自主的な判断に委ねるべき。

・町長〜委員のおっしゃるとおりと受け止めている。各住民会の自主的な判断で決定されたい。

・委員〜高齢者の対応も、65歳以上で使用料無料、70歳以上で敬老パス、75歳以上で敬老会など、バラバラである。現在の60代は、大変若く現役世代といってもよい。なんでも無料はおかしいし、年齢の見直しも必要ではないか。

・議長〜受益者負担の中でいろいろと議論していく課題と受け止める。

 他に意見がなければ、本日の会議を閉じることとする。行財政改革は、多くの町民が住んでて良かった、と思えるようなまちづくりに寄与することが重要と考えます。いよいよ実施計画が決定される段階を迎え、今後の推進状況を見ていきたい。今後とも各委員のご協力をお願いする。

 

○閉会

・閉会時刻〜20時02分

 

第5回 上富良野町行財政改革推進町民会議 委員出席状況

委員氏名

出席

備考

委員氏名

出席

備考

委員氏名

出席

備考

岡 本 康 裕

 

 

北 村 碩 啓

 

野 尻 巳知雄

 

 

堀 内 慎一郎

 

長 田 公 一

 

佐々木 幸 子

 

森   武 雄

 

 

野 崎 孝 雄

 

安 川 美音子

 

松 浦 正 子

 

向 山 安 三

 

伊 藤 元 子

 

斎 藤 利 二

 

渡 部 純 也

 

赤 川 克 子

 

 

服 部 久 雄

 

 

大 道 俊 夫

 

 

 

 

小野寺 敏 昭

 

菊 池 愼 一

 

 

 

 

 

福 塚 賢 一

 

 

松 本 鉄 夫

 

 

 

 

西 條 正 男

 

三 島 功 士

 

 

 

 

瀬 川 英 樹

 

川 上 幸 夫