会 議 等 結 果 報 告 書

名 称

第4回 行財政改革推進町民会議

日 時

平成16年8月12日(木)  18時02分〜20時20分

場 所

役場3階第2会議室

出席者

町側  行革推進事務局:米田局長、石田主査、谷口主査

委員の出席者は別紙名簿のとおり(25人中13人出席)

内 容

○開会

○議長あいさつ

○議題

 1 行財政改革実施計画(素案)に対する最終調整について

 2 その他

○資料(当日配布)

 @行財政改革実施計画(素案)に対する提言(案)

 

会議要旨

○議事

1 行財政改革実施計画(素案)に対する最終調整について

 →提言(案)について審議を行ない、文言の訂正及び追加修正を加え、当会議で提言書を確認する。提言書は12日付けで町長に提出する。

 →提言書の修正等事項は次のとおり。

 ・訂正事項

  8行目「設置されて」を「設置された」に訂正、P3の3行目「組織にあって」を「組織にあった」に訂正、15行目「発想を」を「発想や」に、16行目「重要に」を「重要な」に訂正、最終行「取扱いされる」を「取扱われる」に訂正、P6の12行目「期待されるところであり」を「期待されるとともに」に訂正

 ・追加修正事項

  P1の1行目「広く」を削除、日付を「12日」に修正、1-1-1「収入役制度の廃止を含めて検討されたい」を「収入役制度の廃止に取組まれたい」に修正、1-1-2「委員定数の削減を検討されたい」を「委員定数の削減に取組まれたい」に修正、1-3-2「評価結果が人材育成に生かされるよう・・・」の表現を追加、2-1-1「行政サービスの低下を招かないよう」を「行政サービスの向上につながるよう」に修正、4-1-2「更に徹底した取組み」を「滞納税等が漫然として増大していることは遺憾であり、早急に解消する強化策を講じ、徹底した取組みが急務である」との表現に修正、4-2-1「特別職及び町議会議員」に関する項目を追加

2 その他

 →特に無し

○閉会

 

主な発言要旨

○開会(18時02分)

・米田事務局長から開会宣言し、欠席委員の報告を行なう。

○議長あいさつ

・堀内議長〜お盆も近く本日の出席にお礼申し上げる。欠席されている方に対しては出席を要請している。任期長く委員数も多いが、会議に対する関心を高めていただき各委員の出席をお願いしたい。前回の審議から提言をまとめていきたく、活発、建設的な意見をお願いしたい。

 

議事

・議長〜議題1について、1ページから朗読し各項目について審議していきたい。提言については実施計画に対して絶対ではなく、長い月日において社会情勢の変化に応じ実施計画も見直しされるものと考える。事務局より説明願う。

・事務局〜石田主査から、提言案の字句の訂正箇所を説明し、1ページを朗読する。

・議長〜1ページの内容に意見を求める。

・議長〜1行目の「広く」の表現については、パブリックコメントに寄せられた方が25名であり、削除してはどうか。

・全体〜削除に賛同。

・議長〜「広く」を削除とする。

・事務局〜2ページの前段を朗読する。

・議長〜意見を求める。

・議長〜特に意見無しで確認する。

・事務局〜改革の視点1、7項目を朗読する。

・議長〜意見を求める。職員の採用に関する表現はどうか。

・全体〜特に意見なし。

・委員〜他自治体の事例からも、収入役制度の廃止の表現を強くすべきでないか。また、農業委員会委員の定数削減の表現も同様に表現を強くすべきでないか。

・委員〜農業委員会では委員定数の見直しを現在議論しているところである。

・議長〜当会議として提言していくものであり、強い表現にしていくことでどうか。

・委員〜議員定数は条例により改正は可能であり見直すべき。収入役のポストは必要と位置付けされているのか。財政難の中において、行政内部で努力すべき項目ではないか。町民の声もその方向にあると思う。

・議長〜議員定数は自治法でも規定されているが、その定数は何人か。

・事務局〜自治法において人口要件で22人以下となっており、下限の定めはない。

・委員〜下限無いのであれば、道内自治体の事例を参考として、研究すべき項目である。

・議長〜斎藤委員の削減とする真意は何か。

・委員〜定数削減することは、経費削減はもちろんであるが、住民の努力によってアフターケアも低下しないと考える。また、町民の意見として区長は廃止し職員が代行してはとの意見もある。

・議長〜行革の課題の中に住民会や町内会に関する項目が無い。過去は議員に地域要望は集約されていたが、議員の役割について検討されるべき点はある。

・委員〜地域出身の議員ではなく、町全体の議員としてのあり方、活動が必要である。その上において地域のサービスは低下しないと考える。

・議長〜議員の定数については財源のみで議論してよい項目かどうか。議員個々の質の向上は求められることであるが、議会機能としての必要定数の議論が必要ではないか。議員個々の研鑚を求める意見も必要と思う。

・委員〜議員定数の減について、町民の声を代表する意味でも会議として意見を述べることは必要でないか。

・委員〜○○委員の発言にあったが、職員の代行を前提として住民会制度の廃止も可能であれば加えてはどうか。住民会活動としては行政との関わりを少なくし地域に絞った活動に徹したいと考える。

・議長〜住民会の見直しに関しては、住民の不満とならないかどうか。

・委員〜現状のままで廃止となれば住民は不満を抱く。近年住民会に対して行政側から敬老会開催などの事務が降りてくるが、経費は3割減であり、交付金をゼロとし行政側でやっていただくこともどうか。

・議長〜敬老会に関しては長期的な視野も必要ではないか。

・委員〜町内会は強くなってきているが、住民会は経費減であり廃止することも考えられる。住民会と行政との関係では、地域要望の取次ぎが主たるもの。敬老会に関しては、町からの経費で賄えないのが現状。ふれあいサロンも3年という期間が延長されたが、町からの経費だけでは賄えていない。行政から住民会に対する押し付けが多いと思う。住民会に対する経費が落ちてくるのであれば運営も大変であり廃止も考えなくてはならない。

・議長〜敬老会に関しては、行革の意味合いからも、互いの助け合いを基本に開催方法が見直しされてきたと思う。最少の経費で地域の工夫を持って開催することが求められているのではないか。

・委員〜老人が増加し参加者も増えている中で、従来の経費では開催できなくなってくる。各住民会の戸数にばらつきが見られ、不公平感があり、これも見直すべきではないか。

・委員〜住民会組織に関しては研究課題としてはどうか。

・委員〜福祉施策を充実していく上においても、特別職の見直しなど、抜本的な見直しが必要である。保健福祉総合センターに関しても福祉施策から見て妥当な施設なのかどうか。

・議長〜議員の定数削減のみにとらわれた議論はどうか。住民会組織に関しては行革の項目に無いと申し上げたまで。

・委員〜人事評価に関して、評価結果をどう行政に生かすかを文言追加してはどうか。評価のみにとどまらないよう促すことが必要。

・議長〜表現を加えていくことでどうか。

・全体〜特に意見なし。

・議長〜次の項目の審議に入る。

・事務局〜改革の視点2、6項目を朗読する。

・議長〜意見を求める。

・委員〜委託に関して、効率化のみならず行政サービスの向上の視点を持つよう修正してはどうか。

・委員〜委託において、実際にサービスの向上になると考えられるか。

・委員〜民間ボランティア等の活用など、委託にしても工夫が必要であり、その上で向上は可能と思う。

・事務局〜保育所や特養など、民間が担っているものはあり、行政でやれていないサービスの向上はある。

・議長〜いずれも同様の意味であり、文言表現は検討していく。

・議長〜広域行政の中で町立病院の表現があるがどうか。

・委員〜現実の課題であれば特定の表現でも良いのではないか。

・議長〜次の項目の審議に入る。

・事務局〜改革の視点3、7項目を朗読する。

・議長〜意見を求める。

・委員〜住民組織は今後も重要と考える。身近な生活に関することは住民会が対応し、議会議員は全町的な視野で活動いただくもの、その意味では定数減も考えられる。住民自治に関する文言は良いと思う。住民会は必要であり運営に関してはボランティア的に考えることが必要。

・議長〜次の項目の審議に入る。

・事務局〜改革の視点4、12項目を朗読する。

・議長〜○○委員から4-2-1人件費の抑制に関して、特別職及び議会議員も加えるべきと提言を受けている。勤勉手当などは一般職と同様の扱いになっている点は見直し必要と指摘されている。

・委員〜基本的な事項であり加えてはどうか。

・議長〜特別職は月給ではなく年俸的な考えが必要ではないか。他との比較で給与を決定するのではなく町が実情に応じて決めることも必要。特別職に関する意見を追加していくこととしたい。

・委員〜国家公務員と地方公務員があり、高卒と大卒は同じ給与でもよいのか。

・議長〜慣例的な面で給与に差をつけているが同様でも問題ない。労基法に基づき最低賃金を下回らなければ問題ない。

・事務局〜公務員給与については条例で規定している。国家公務員や他自治体と比較し規定している点から横並びが多い状況にある。

・委員〜退職金の上乗せが聞かれるがどういことか。

・議長〜特別職の退職金についても議論すべきでないか。特別職の見直しに関しては次の成り手の問題もある。

・委員〜職員から町長等特別職に出る人がいないのではないか。

・委員〜若い職員の活力に期待したい。特別職が替われば行政は変わると思う。

・委員〜これまでの資料から、滞納額は累積しており、収納率も向上していない。過年度分は雪だるま式に増えてしまう。4-1-2シートの表現は厳しくすべきである。現状の対応ではダメ、大胆な取組みが必要である。

・事務局〜サービス制限条例が七飯町で制定されており、シートにも記載している。

・委員〜全ての使用料についても同じ対応が必要である。

・議長〜広域の取組みが報道されていたが、表現については修正していきたい。

・委員〜広域の取組みではなく、自分の町のことは自分で処理することが必要である。

・議長〜入札制度に関して意見はどうか。燃料に関しては行政の方が高いと感じている。

・委員〜市場価格に応じたものであれば問題ないと思う。

・議長〜以上4つの視点について審議を行なったところであるが、修正点は何点かあったが、大きな変化はないと思う。

・事務局〜修正点の確認を行なう。シート1-1-1、1-1-2、1-3-2、2-1-1、4-1-2、4-2-1の修正点を説明し、修正する文言の確認を行なう。(別紙資料の朱書き箇所)

・議長〜この提言を町長に提出していくこととなる。パブリックコメントまでの意見として整理してよろしいか。

・全体〜了承

・議長〜修正後の提言書を各委員に追って配布することとする。

・委員〜提言書の内容に関して、町長の姿勢を確認する機会は無いのか。

・事務局〜提言を受けて素案を案に見直しし、町長の決定を受け機関決定していくことから、案として会議に示していくことは予定していない。その後パブリックコメントに付していきたい。約3週間の期間があり、会議としては部会構成など今後の議論の方向性について議論いただくとともに、現在作業を進めている事務事業の評価検証調書について審議していだたく予定にある。また、パブリックコメント後の実施計画策定時に町長との意見交換の機会を考えていきたい。

・委員〜提言に対して町長はどう応えていくのか。

・事務局〜提言に関しては事務局で整理を行なうが、素案のシートで読み取れないものは全て案に加えていき、町長の判断を仰いでいく。

・議長〜素案そのものを会の総意として取り上げていくことから、全ての項目は実施が前提で実施できないときにはその理由を求めていくことになり、町長には強い姿勢で臨んでもらいたいと思う。パブリックコメントに関しては、各委員も会議で発言されなかった意見を個人として寄せていただければ思う。

・委員〜提言に対して取り入れないものがあれば書面等で会議に説明することも必要であり、町長自らの改革姿勢が具体的に見えてこない。この点について、議長から町長に口頭で進言してほしい。

・議長〜提言について町長に示していきたい。

・事務局〜次回会議においては、町長の出席を求めていきたい。

 

2 その他

・特に無し

・議長〜本日はこれで閉会とする。

 

○閉会

・閉会時刻〜20時20分

 

第4回 上富良野町行財政改革推進町民会議 委員出席状況

委員氏名

出席

備考

委員氏名

出席

備考

委員氏名

出席

備考

岡 本 康 裕

 

 

北 村 碩 啓

 

野 尻 巳知雄

 

堀 内 慎一郎

 

長 田 公 一

 

 

佐々木 幸 子

 

森   武 雄

 

 

野 崎 孝 雄

 

安 川 美音子

 

 

松 浦 正 子

 

向 山 安 三

 

伊 藤 元 子

 

斎 藤 利 二

 

渡 部 純 也

 

 

赤 川 克 子

 

服 部 久 雄

 

 

大 道 俊 夫

 

 

 

 

 

小野寺 敏 昭

 

菊 池 愼 一

 

 

 

 

 

福 塚 賢 一

 

 

松 本 鉄 夫

 

 

 

 

 

西 條 正 男

 

三 島 功 士

 

 

 

 

瀬 川 英 樹

 

 

川 上 幸 夫